マネジメントスキルで重要なことは?

マネジメント

〔出典:TSR情報〕誌『会社を発展させる労務の知識』より、良い記事がありましたので、マネジメントをサポートする立場として、ここにまとめました。

マネジメントスキル

 マネジメント(management)とは、「ヒト・モノ・カネなどの経営資源を効率的に活用し、資源やリスクの管理を行うことで、経営上の効果を最適化すること」という意味の言葉です。

 マネジメントスキルで最も重要なことは、「チーム(他者)を通じて、組織の成果を最大化すること」を実現する能力です。ここが機能しないと組織が機能不全となり、従業員とのトラブルが発生する確率が高まるのです。

マネジメントスキルとして重要な、必要とされる力

  1. 業務を完遂させる力
  2. 人を動かし、育て、活かす力
  3. 決断し、責任を取る力

1.業務を完遂させる力

業務を完遂させる

 組織である以上、設定された目標を達成し、成果を出すことは絶対条件です。計画を実行し、確実にゴールへ導く力が求められます。

目標設定と計画能力

 組織のフィロソフィ、ビジョンに基づき、組織が向かうべき方向性を明確な「目標」として具体的に示します。
 そして計画は、期限(時期)を設定した、タイムスケジュールに落とし込んだものにします。
 「いつまでに、何を、どのレベルで達成するのか」を共通認識として持てるようにしましょう。

進捗管理と問題解決能力

 計画(Plan)の後は、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)というPDCAサイクルを回し続ける力が必要です。進捗を管理し、計画と現実とのギャップをどう解消するか、問題解決能力が計画能力とセットで問われます。

2.人を動かし、育て、活かす力

ピープルマネジメント

 どれほど優れた計画も、実行するのは「人」です。マネジメントの成否は、このピープルマネジメントで決まると言っても過言ではありません。

コミュニケーション能力

 業務指示を明確に伝えられることがもちろん重要ですが、「人」の考え方や悩みなんかをうまく聞き出す力も求められます。良いコミュニケーションで信頼関係が構築されます。

動機付け(モチベーション)と環境整備

 人を動かす究極は、そうしたいという「欲求を起こさせる」ことです。一人ひとりが「自らやりたい」「貢献したい」と内発的に思えるよう動機付けを行う力が必要です。
 面談やフィードバックする体制づくりと、そうしたいと思える環境整備も重要です。

人材育成(コーチング)

 一方的に答えを教える(ティーチング)だけでなく、問いかけを通じて自分自身で考えさせ、気づきを促し、答えを導き出せる「コーチング」のスキルが求められます。

3.決断し、責任を取る力

決断と責任

 マネージャーはチームの代表者であり、舵取り役です。
 状況に応じた最適なバランスで使いこなす「適応力」こそが、現代の優れたマネージャーに共通して求められる最も重要な資質と言えるでしょう。

意思決定能力

 不確実な状況や限られた情報の中であっても、組織の目標達成のために最善と信じる「決断」を下す勇気と能力が必要です。時にはトレードオフ(何かを捨てて何かを選ぶ)を迫られますが、その判断軸を明確に持ち、迅速に判断を下さねばなりません。

誠実さと責任感

 下した決断の結果がどうであれ、その責任はマネージャー自身が負うという覚悟が不可欠です。