雇用保険料率 2段階で引き上げ

 政府は1日、雇用保険料の引き上げを柱とする雇用保険法などの改正案を閣議決定し、国会に提出した。労使で負担する保険料率を現行の0.9%から4~9月は0.95%、10月~2023年3月は1.35%に2段階で引き上げる。新型コロナウイルス禍で枯渇した財源を手当てする。職業安定法や職業能力開発促進法などの関連法を一括で改正する。

出典:日本経済新聞 令和4年2月2日

4月から9.5/1,000

労使で負担する保険料率が現行の9/1,000から4~9月は9.5/1,000に引き上げられます。

10月から13.5/1,000

労使で負担する保険料率が10月から13.5/1,000に引き上げられます。

その他

 雇用情勢が悪化した場合に一般会計から雇用保険に資金を投入できるルールもつくる。このほか多様な働き方が広がっていることを踏まえ、労働者が会社を辞めて起業する場合、失業手当の受給権利がある期間を現在の1年から最大4年まで延長できるようにする。

出典:日本経済新聞