K字経済
経済回復の進み方が上下に開き、二極化が進む「K字型」の兆候が住宅価格にも表れている。という記事がありました。今の経済を表す言葉ですね。
K字とは
デジタル化やグローバル化という経済の構造変化が進む世界を新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が襲い、経済社会に刻まれた深い傷をどう癒やすかが各国共通の課題となっている。富める者がさらに富み、貧しい者がさらに困窮する。格差の拡大に歯止めがかからず、上向きと下向きに差が開く「Kの字」の傷だ。
たとえば景気が急に回復することを「V字」回復と呼んだり、回復が不十分なまま横ばいが続く事態を「L字」と称したりする。これに対し、経済の二極化が進む局面を「K字」になぞらえる。
出典:日本経済新聞 2021年2月21日
経済社会の中での存在意義
新型コロナウイルスではいつものような自粛ムードとはならず、変革や自己防衛などある種の必要に迫られた需要が一部にあり、他方、社会的に自粛を迫られることも多くあります。経済がニ極化する中、同じ業態の中でも一部のところは業績が良く、他は散々な結果になっているというのも多くみられます。今は風の時代になっているらしいのですが、風向きが変わり、流れも早くなっていく気がします。変化を受け入れて流れに乗らないと淘汰されてしまいます。自分は何屋さんで、今の社会経済の中でどういった存在意義を見出すのかが重要なポイントですね。